タイではよく屋台をみかけますが、たまにこういった練り物を置いている屋台があります。
タイでは、日本でいう「すりみ」のような練り物のボールが大変人気で、いろんな料理に入っているので、特に屋台で売っていても調理方法について深く考えたことはありませんでした。
が、先日パタヤでお散歩中、うちの夫が「あ!揚げ物やさんだ」といって立ち寄ったのが、この練り物をおいてある屋台。
「なぜ揚げ物??」と半信半疑のカピ子でしたが、慣れた様子で夫が商品を選んでいきます。
よく見ると串1本が10バーツ程度。めっちゃ安い!
それを7、8本ほどオーダーすると、店主は屋台の奥にあるフライヤーにザっと投入して、練り物を揚げ始めました。え~、油よけのガードで見えなかったけど実はこの屋台の奥にフライヤーが置いてあるんだ!!
私たちが注文しているのを見て、何も知らないロシアの方も立ち寄って興味津津。夫に「これはおいしいの?」と質問があり、「おいしいよー」と回答するとロシア人カップルも見よう見まねで注文を始めました。(ロシアにもすりみってあるのでしょうか)
お店の方がお皿をくれるので、こうやって自分で取っていくのです。
そして、数分まって出てきた料理がこれ。
私の想像と全く違う料理が出てきました!意外といっては失礼ですが美味しそう!!
カピ子の想像では、串にさしたまま揚げて、それがそのまま商品になるかと思っていたのですが(サービスエリアで売っているみたいな・・)、全く違っていて、串に刺さった練り物はすべてはずされ、バラバラにあげられていました。フランクフルトも1口くらいにカット。
それをすべてカラっと揚げて、仕上げに甘辛いタレがかかっています。ご丁寧に葉っぱの上にのせてくれて、こんなに山盛りで80バーツ!!なんて安い!
その日は、部屋で飲んだのですが、このおつまみだけで結構おなかいっぱいになりました。甘辛くて、私は好きな味。これ、クセになりそうです。
練り物が売っている屋台があったら、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
これで80バーツってすごいなぁ。ちょっとお得な気分になったカピ子なのでした。