みなさん、「WWOOF(ウーフ)」ってご存知でしょうか。
日本ではあまりなじみがありませんが、海外ではよく知られている「ファームステイ」。
「WWOOF(ウーフ)」は、そのファームステイをするためのサービスで、
世界中で利用されています。
WWOOF(ウーフ)とは?
World
Wide
Opportunities on
Organic
Farms
の頭文字をとって「WWOOF(ウーフ)」と呼ばれています。
意味は「世界に広がる有機農場での機会」。
※有機農業とは、無農薬、無化学肥料で作物を栽培する農業で、
人間と動物、環境にも考慮した農法です。
農場で労働をするかわりに、寝る場所と食事を提供してもらえる制度です。
受け入れ先は日本に限らず世界中!
WEBで登録をして、自分で希望エリアを選ぶことができます。
私も最初「ワーキングホリデー」と何が違うのだろう?と
思ったのですが、「ワーキングホリデー」は制限がいくつかありました。
比較
■ワーキングホリデー
外務省HPより引用
ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が,その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し,二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。
・年齢:18~30歳まで
※オーストラリア,カナダ及び韓国との間では18歳以上25歳以下
・有給で働くことが可能
・日本と協定がある国のみ
【協定のある国】
オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、韓国、フランス、
ドイツ、英国、アイルランド、デンマーク、台湾、香港
ノルウェー、ポルトガル、ポーランド、スロバキア
オーストリア、ハンガリー、スペイン、アルゼンチン、チリ
■WWOOF(ウーフ)
年齢の上限は無し
※各ファームによって受け入れ条件が違うので確認が必要
労働の対価として、宿泊と食事が提供されるので、給与はありません。
WWOOFとは、人と人との交流です。
働くにはどうしたらいいの?
事前に登録が必要になります。
まず、個人の登録をして、その次に受け入れ先を検索します。
※WWOOF(ウーフ)で働く人を「ウーファー(WWOOFER)」と呼び、
受け入れ先を「ホスト」と呼びます。
登録が完了すると、ウーファーはホストリストを閲覧でき、
ホストに直接問い合わせを送ることができるようになります
【ご注意】
働く側だけでなく、受け入れてくれる「ホスト」の方も登録制となります。
また、登録は1年間有効です。
海外でWWOOF(ウーフ)したい方は
※海外でWWOOFが盛んな国は、オーストラリアとニュージーランドです。
バックパッカーの方(お金をあまりかけたくない)、
外国の農業を学びたい方、人と交流したい 方、通常の観光旅行は飽きた方には
海外WWOOFは大変魅力的かもしれません。
興味のある方はいろいろと資料を読んで検討してみるのも面白いかもしれませんよ!
関連記事